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||| パーティングライン消し |||
【使用した道具】
■セラカンナ
■デザインナイフ(トーンナイフだとずっと思っていた)文房具屋さんで購入
■耐水サンドペーパー 240番 320番 600番 800番 1200番(各80円程度)ホームセンターで購入
■ルーター(乾電池タイプの簡単なヤツ)ホームセンターで2400円位


【削る前】縦方向にラインが入ってます。

パーティングライン(バリ)に沿ってピピーッと
ナイフで削るとカンナ屑のように削れます。


セラカンナは↑の部分を使って削っています。
SDの製造工程で出来たバリ(パーティングライン)を消します。

以前は、デザインナイフで地道にやっていましたが、最近はセラカンナに頼りっきりです。

【デザインナイフ】
デザインナイフでごーりごーり大方段差を削ります。
やり方はデザインナイフの刃を通常とは逆向きに刃を本体の中に入れて取り付け、少し進行方向に刃を寝かせるようにして(スクリーントーンを削る要領)ごーりごーりします。

【セラカンナ】
私はボークスの説明書に書いてある「歯」の部分のではなく、反対側の一番長い部分を使っています。削れる効果は変わりません。
「歯」の部分で削ると歯の長さが短い為、削りたくない部分まで削れてしまうのです。
長い部分を使う方が余計な部分に当たらずに削れるので良いです。

最初にこの作業をしておく方が、ペーパーだけで削るよりも体力と時間の節約が出来ると思います。

次は粗めのペーパーでラインを綺麗に消していきます。240番を使用しました。
このとき一カ所に集中してゴシゴシしていると、その部分だけ異様に平らになったりしちゃうので、時々周辺のバランスを見ながら作業する事をオススメします。
ペーパーをラインに対して垂直方向(矢印方向)
に削る方がラインが綺麗に消えます。

デザインナイフ、セラカンナを使用したくない場合は100番程度のペーパーでラインを消すと良いみたいですが、目が粗いので余計な所も削ってしまわないように注意した方が良いようです。

ラインが粗方消えたら、300〜400番位のペーパーで削った所と周りの部分を磨くように、擦り擦りします。私は円を描くようにクルクルと掛けました。

最後に細目の600〜1200番位のペーパーで全体を磨きます。

※ヘッドなどの凹凸の多い所のペーパーがけは、スポンジペーパーの方が使い勝手が良いです。

※ピュアスキン肌について。
ピュアスキンは旧素材よりも遙に柔らかいです。旧素材よりも削りは楽ですが、削り過ぎに注意が必要かも知れません。
あ、ついでに個人的感想ですが、ピュアスキンを一度ペーパーがけしてしまうと、ピュアスキンの売りの「透明感」は半減します。

【失敗例】
耐水ペーパー買ったにも関わらず、殆ど水を使わずに詐欺用をした為、削り粉でむせながら作業をしてしまいました。耐水ペーパーはちゃんと見ずに浸けつつ作業しましょう。
長い爪も作業しづらいです(笑)
マスクもしましょう、キャストからは有毒物質のキシレンが出てます。SDから出ているのは微量だけど。

ミニSDは後でゴムを通す時に、左の肩口部分の内径がとても狭くとてもじゃないけどそのままではゴムが通りませんでした、結局彫刻刀も無くカッターでコリコリ削りました。この部分もゴムを合わせてみて削っておいた方が良いと思います。

くっついている手の指を切り離す作業は表情がアップするので、出来るならやった方が良いと思います。デザインナイフのはの反対側でコリコリと、削ました。が、甲側と裏側両方から削る場合は角度に注意!
私は何も考えていなかった為エグレてしまった部分が・・・。

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