涼天

「すみません、ちょっとお願いしたいことがあるんですが」
 その声と共にドアから覗いた顔に、一瞬我を忘れた。


「ステージの修復?」
 被っていたテンガロンハットを脱ぎ、丁寧にお辞儀をした後、長身の背を少し屈めて遠慮がちに、柔和な顔立ちの青年は話を切り出した。
 バラムガーデンの修復の支障にならないようであれば、学園祭にと造っていたステージの修理もお願い出来ないかと。もちろん自分達も手伝うが、人手が足りず少々自分達の手に余りそうだと言う。
「友人を励ますために、お祝いのために出来れば急ぎたいんです」
 少し照れたように青年は笑った。
 その後を追うように、青年の後ろから現れた小柄な快活そうな少女も、「お願いします」と言って、ぺこんと頭を下げた。その朗らかな声とは裏腹に、瞳の奥、僅かに翳りが窺えたのが少し気になった。
 私は逡巡した。
 普段の自分なら躊躇うことなく即答していただろう。自分達の主義に反する、戦いを生業とする彼らとは深く関わり合いたくない。冷たい仕打ちかもしれないが、それは堅守すべき一線。何十年と齢を重ねてきて導き出した答えなのだ。その一線を曖昧にすれば、また以前のようにいらぬ争いを呼ぶことになる。
 だが――――。
「ドープはなんて?」
 ひとりで決断をする勇気がなくて、もうひとりの長の名前を出した。
「自分を助けてくれた礼もあるし、フロー駅長の了解が貰えれば構わないと仰ってくださいました」
「そう……」
 あのドープが彼らに助けられ、申し出を了解したことよりも、私は目の前に立っている青年のことを思った。顔だけじゃなく話す声のトーンも似ているんだなと、ぼんやりと。
「やっぱり、ずうずうしくない?」
 少女が長身の青年のコートを引っ張って見上げていた。
「そうだね……、もしダメだったら全力で頑張るよ。大丈夫だよ、きっとコンサート出来るさ」

―― 大丈夫だよ ――

 懐かしい顔と青年の柔らかな笑顔とが重なって見えた。





「大丈夫だよ、姉さん。僕はもう一人でやっていけるよ。姉さんは、自分の幸せを考えてよ」
 窓から差し込んだ光が照らした顔は、もう立派な青年だった。自分と同じ柔らかな亜麻色の髪も、白藤色の瞳も、幼い頃からちっとも変わらない。ただ、その薄い薄い紫色の瞳に宿した意志の強さは随分強くなった。ことある毎に自分に泣きついてきた幼い弟ではない。
 だから、こうして成長した彼を、本当は笑って送り出すのが、親代わりの自分の役目なのだろうと思う。
「そうじゃなくて。私が言ってるのは、軍人の道を選んだことよ。何故お前が銃を取らなきゃいけないの?」
 彼が軍人の道を選ばなければ、私も笑って門出を祝ってやるつもりだった。
 何も国の情勢の不安定な今、軍人にならずとも良いだろうに。
「そうだね、姉さんには嫌われるような事ばかりしてしまうね。でも、姉さんのように優れた知識も技術も持たない僕に出来ることと言ったら、コレ位しかないんだよね。こうやって守ることしか出来ないんだよね、ごめんね」
「今この国が、世界がどこに向かおうとしているのか分かっているの!?」
 私にもそれが判っている訳ではなかったが、どうしても言わずにはいられなかった。この国は大きく動こうとしている。それが国民の意向を反映させたものなら、納得も出来るが、いずこから現れたとも知れぬ魔女ひとりの意志となれば話は別だ。
 ましてや、それなりの重要機関に属している自分の耳に届くのは、不穏な空気を孕むものばかり。そんな情勢の今、戦争にでもなったら、いや、現実的に戦争はあり得る。それ位、この国を取り巻く空気は昏い。
「ごめん、それも分からないや。ただ、じっとしていられないんだよね。今の僕に出来ることがあって、必要とされてる。分かってるのはそれだけ」
「彼女のため?」
「うん、それと姉さんも。大丈夫だよ、僕は割と要領良い方だし、ヤバいことにはならないよ」
 そう言って彼は笑った。ずっと見てきた柔らかな、人をホッとさせるような笑顔。だが、真っ直ぐに私を見下ろす瞳には強い信念が感じられた。
 目の前の青年が隣の少女に向けた笑顔も、そんな笑顔だった。
 だから思い出したのだろう。心の奥深く沈めた記憶を。
「分かりました。ドープもお世話になったようだし、引き受けましょう」
 そう返事をすると、青年と少女は飛び跳ねるようにして喜んだ。
 つい私も顔が綻ぶ。
 未来多き若者の役に立てるのは純粋に嬉しいことだ。
 そして、他人とは言え、弟に良く似ている青年が喜ぶ様を見てみたいとも思ったのだ。


 結局、ステージの修理と駅長宅前の広場も気前良く提供することになった。
 修復が進むのを目の当たりにしてしまうと、知らない間にパーツを家の中に持ち込み、自分も作業に加わっていたりした。元々何かを創り出すということに生き甲斐を感じる程だったのだ。それより何より、あの若者達の生き生きとした顔に、昔の自分を思い出したりもしていた。ただがむしゃらに創り出すことに没頭していたあの頃。小さな弟を抱えて、日々に忙殺されて、それでも毎日幸せだった。
 どこかしら日常が酷く不安定な薄氷の上に存在しているような危うさは感じてはいたけれど、一日がとても充実していた。

 実のある時間は過ぎるのが早く、彼らのコンサートも無事終わった。煌びやかで賑やかだった場所に、再び以前と同じ静寂が訪れた。私は窓際に座り、見事に作り上げられたステージ越しに、空高く煌々と輝く月を見上げた。
 こんな風に、あの夜も満ちた月が出ていた。
 弟が出て行ってから程なく、魔女戦争が始まった。人々はその人知を遙かに超える力に、ただ怯え震えながらそれが過ぎるのを待つしかなかった。それは敵国の者だけではなく、この国の民にとっても同様だった。あの刃がいつ自分達に向くとも分からない。人の形はしていても、人ではない。畏怖というより恐怖。他人を構う余裕などない。毎日が生きているのか死んでいるのか分からないような日々だった。その混乱の中で弟の消息が判らなくなってしまい、直後あっけない程、恐怖の元凶魔女アデルの姿が忽然と消えた。一説によると宇宙に飛ばされたのだという話も聞いた。人々は疲弊していて、それを確かめようとする者もいなかったが、魔女が去ったという事実だけは確かな現実として自分達にもたらされた。
 だが――。
 世の中は再び平穏を取り戻したというのに、弟の消息は依然掴めなかった。
 そのまま二年近くが過ぎ、もう会えないのだと諦めた頃、一陣の風のように便りが舞い込んだ。




 戦争などなかったかのような、どこまでも空気の澄んだ夜。
「お義姉さん、お待ちしていました」
 弟の大事な人は、初めて会った時の幼さを残した愛らしい面立ちが、数年の間にすっかり大人の女性へと変わっていた。綺麗な顔立ちの端々にやつれた印象も見えたのが、過酷な刻の流れと鈍い痛みを感じさせた。
「こちらから伺うべき所を、わざわざ来て頂いてすみません」
「いいのよ、小さな子供を抱えていては大変でしょう。身軽な私が来るのが当然だと思ってるから、気にしないで」
 義妹は、抱いた赤ん坊をあやしながら、私にお茶と手作りのビスケットを用意してくれた。
 簡素で小さな部屋で、向かい合うようにして椅子に座り、義妹は今までのことを静かに話してくれた。
 自分達と同じように日々怯えて暮らしていたこと。そしてここにいるべき筈の最も知りたかった人物のことも。

「あの子らしいわね」
 私は少し温くなったコーヒーを一口飲んで、向かい側に座る義妹を見た。辛い話をしてくれた義妹は、そういった感傷に浸るどころではないようだった。彼女に抱っこされた赤ん坊が、しきりにビスケットをねだっている。それを軽くあしらいながら、「ええ本当に、あの人らしいです」と笑みさえ見せてくれた。
 弟は、――――既にこの世を去っていた。
 軍人だった彼は、てっきり魔女戦争で戦死したのかと思ったが、そうではなかった。死んだのはつい半年前。小さな女の子を庇って事故で命を落としたのだという。
 本当にあの子らしい。
 戦死ではなく命を庇って死んだのだと思うと、私は心のどこかでホッとした。
 けれど、あの若さで逝かれねばならなかった彼の無念さ、そして残された義妹と赤ん坊のことを思うと、どうしようもなくやるせなかった。余りにも若く、余りにも早すぎる。死んでしまえば何もかも終わりではないか……。たった一人の肉親を失った悲しみは、自分が思っていたよりも遙かに強い衝撃で、私の胸を打った。
 自分と同じ位、いやそれ以上に悲しんでいるであろう義妹の前で泣きたくはなかったが、涙が流れるのをどうにも止めることが出来なかった。出来たことと言えば、義妹にも赤ん坊にもなるべく見えないように俯き声を殺すこと位だった。
 どれ位涙を流したのか、時間の概念も消え失せていた頃、膝の上に置いていた片方の手がふっと温かくなった。歪んだ視界でそちらの方に視線を移動させれば、小さな可愛らしい手が私の手に重なっていた。それを辿ると、弟よりも濃い青紫色の愛くるしい瞳が私を見上げていた。「あ、う〜ぁ」と何かを言いながら背伸びをして、右手をしきりに私の方へ伸ばしてくる。何がしたいのだろうと、私は思った。だが伸ばされた小さな手が愛しくて、思わず赤ん坊を抱き上げていた。
 小さいけれどずっしりとした重さを腕に感じる。赤ん坊独特のミルクの匂いが鼻腔には流れ込んできた。幼かった弟とよく似た面立ちの、愛しく、懐かしいこの重み。
「その子、慰めようとしているんです」
「え?」
「私も、彼が死んでからずっと、泣いてばかりいたんです。そうするとこの子が、離れていても必ずやってきて、そうやって手を伸ばしてきたんです」
 そう言ってくれた義妹から腕の中の赤ん坊に視線を戻すと、その小さな手は私の頬をぺたぺたと叩くように撫でてくれていた。
「慰めてくれるの? お父さんと同じように優しいのね、アーヴァイン」
 思いになっているのかどうかも分からない思い遣りが嬉しく、私は微笑んだ。そうすると、腕の中の幼子もつられたように笑ってくれた。
 赤ん坊の笑顔とは何故こうも心を温かくするのか――。

 ああ そうだった。

 私もこうやって笑ってくれる弟がいてくれたお陰で、二人きりでも生きていくことが出来た。
 ここに弟は居ないけれど、彼はこの子を残した。
 弟が生きた証しは、この子の中に――――確かに生きづいている。
「ありがとう、アーヴァイン。本当にいい子ね」
 ふわふわとしたちょっとクセのある茶色の柔らかな髪。くりくりとした良く動く菫色の瞳。触れるとマシュマロのような感触の淡い色の肌。相変わらずにこにことした笑顔で私を見てくる様は、本当に天から使わされた御子のように愛らしい。
 そこにいるだけで心を癒してくれる存在と、義妹と、暫し戯れた。
「もう眠くなったかしら」
 義妹がそう言うと、幼子はふぁ〜とあくびをした。
「夜も更けたものね。そろそろお暇しなきゃ」
 私はこの家に訪れてから結構な時間が過ぎたことにようやく気が付いた。
「長い間お引き留めしてしまいましたね」
 義妹も同じように時を忘れていたらしかった。そして腕に抱かれた幼子は、母親の服をぎゅっと握りしめ、うつらうつらと一足先に夢の中へと旅立ちかけていた。その微笑ましい様をもっと見ていたいのは山々だったけれど、私はこの家を辞するべくゆっくりと立ち上がった。と、足元で何か小さなものが落ちた音がした。なんだろうと拾ってみると、服の飾りボタンのようだった。
「軍服の飾りボタン……」
 恐らくこれは弟のもので、アーヴァインが握っていたのだろう。
「コートを取ってきますね」
 義妹に返そうと思い彼女の方を見れば、既に隣の部屋へ私のコートを取りに行ってくれていた。
「今日はありがとう、貴女もアーヴァインも元気そうで安心したわ」
「こちらこそ、また来て下さいね。あ、つかぬことを伺いますが、お義姉さんは右利きですか?」
 別れの握手をしようと出した手を義妹は見ていた。
「ええ、そうよ。そう言えば弟は左利きだったわね」
「そうだったんですか。私も左利きなんですけど、この子は右利きなんです。誰に似たのかな〜と思っていたんですけど、きっとお義姉さんに似たんですね」
 そう言った義妹は嬉しそうに笑っていた。それは私にとっても予期せぬ嬉しさだった。自分との確かな繋がりを感じさせてくれる。生きる楽しみを少し分けてもらえたような温かさ。
 私は、眼に見えない縁で結ばれた彼女と赤ん坊の、これからの人生に幸多からんことを願いながら帰路に就いた。




 いつの間にか、空に浮かぶ満ちた月はかなり高度を下げていた。窓を開けてみれば、すっと冷たい夜気が流れ込んでくる。
 私はその冷たい空気を少し吸い込み、横の棚からそれを取り、手の平にころんと乗せた。
 月の光を受けて、金の縁取りが微かに光る。あの時、渡すのを忘れて持ち帰ってしまった飾りボタン。結局私に残されたのは、これだけになってしまった。
 それと記憶。
 運命とはなんと皮肉で残酷なものなのか。義妹はあの後、知り合いを頼ってエスタを離れた。その出立の時、彼女と赤ん坊に会ったのが最後。無事に着いたと手紙が届いた日、義妹たちがいるであろう土地で内紛が起こり、再び行方知れずになってしまった。
 画面に映し出される、街の酷い有り様に茫然自失となった。
 何故、自分ではないのだろう。何故、彼女たちなのだろう。代われるものなら代わりたい。絶望しか映さないその映像が、現実だとはどうしても思いたくなかった。
 けれど刻は流れる。私は今もこうして生きている。それに何か意味があるのだろうと思えるようになったのは、つい最近のことだった。




「本当にありがとうございました。お陰で凄いコンサートが出来ました」
 にこやかな笑顔で挨拶に来た青年は、やはり弟に良く似ていた。
「最後まで片付けが出来なくて申し訳ありませんが、急に出発が決まったので急いでご挨拶に伺いました」
 青年はバラムガーデンの修復が終わって、まだ暫くゆっくりするのかと思ったら、次に向かう場所が急に決定したのだと手短に話してくれた。
「そう、気にしないで。私も久し振りに物作りが出来て楽しかったわ」
 それは本心だった。彼らの戦いを生業とする方針は今でも賛同しかねるが、だからといって彼らのことが嫌いではない。各々の信念の元に生きていく。その方向が少し違うだけなのだ。
 そうは思うが、年若い彼が戦場に赴く様を見送るのは、やはり胸が痛い。誰かがやらねばならないことだと解っていても……。また魔女の恐ろしさを身を持って知っている自分には、彼らのやろうとしていることを止めることは出来ない。
「またいらっしゃい。今度はもっと凄いステージを造ってあげるわ」
 だから笑って見送るのが、今の私のすべきこと。
「ありがとうございます、フロー駅長。ぜひ、また」
 もう一度頭を下げてテンガロンハットを被ると、青年はくるんと身体を反転させドアの方へ向かった。
「あ、名前をまだ聞いていなかったわ」
「そうでした、アーヴァイン・キニアスと言います。すみません、すっかり忘れてました」
 ドアノブに手を掛けたまま、顔だけをこちらに向けて青年は、最後に「失礼します」と言うと、駆けるようにして去ってしまった。
「アーヴァイン・キニ…アス……」
 去って行こうとする青年に声をかけることも出来ず、奇跡のようなその名を、私はただ何度も繰り返し呟いた。









 季節が一つ過ぎた。
 空は青く冷たく澄み、ミラーパネルは今日も眩しく光を反射していた。
 私はいつものように窓際に座り、どこまでも続く海を眺める。
「あの子は今どこにいるのだろう」
 弟に良く似た青年。
 似ていて当たり前だったのだと気付いたのは、青年がこの地を去った後だった。思い返せば、気が付かない方がどうしかしていたとさえ思う。弟より幾分柔らかな面差しも、声も、走り方までもよく似ていた。他人の空似というにはあまりにも似すぎていたではないか。
 自分達とは異なる信条の元に生きる彼らとの関わりを避けていたのが、この眼を曇らせていたのか。
 私は、あの時引き止められなかったことを、とても後悔した。もう少し早く気付いていればと。また失ってしまうのではないかと。強い不安に襲われた。
 だが、不思議とあの子は大丈夫だとも思えた。
 それが何故だかは自分でも判らない。こう言葉では言い表せない、肌で感じるような何かがそう告げる。シド学園長を初めとして、あの子達を取り巻く様々な想いが、きっと彼らを支えてくれる、そんな気がした。
「これのせいかも知れないわね」
 私は、棚の上、飾りボタンの隣に置いてあるカードを手に取った。偶然手に入れたトリプルトレード用の一枚のカード。それは手描きで、恐らくこの世に存在しているのはこれだけだろう。在りし日の弟に良く似た青年の顔が描かれている。これは間違いなく、あのアーヴァインと名乗った青年。
 どこかの画家がきっとこの青年に出会って描いたのだろう。それが巡り巡って自分の所にやって来た。

―― 大丈夫だよ、姉さん ――

 弟の声が静かに心に響く。
 だから、きっと、この青年にも再び会える。
 いつか、必ず。
 その時は話してあげよう、貴方の両親のこと。
 とても愛されていたこと。
 私もまた、我が子のように愛していることを――――。


【涼天】 秋のすずしい空。冷たく澄んだ空の意。

この話は現在開催中の「FF8一緒にプレイイベ」の掲示板での話題がきっかけでした。
ミニゲームのアーヴァインのカードだけ、どうして縁もゆかりもないフロー駅長が持っているんだろうと思っていた私には、「フロー駅長はひょっとしたら、アーヴァインのお母さん?」という書き込み内容は、まさに目からウロコでした。
F.H.はアーヴァイン一人で歩き回れたり、ミニイベントがあったりと、アーヴァインとはがっつり関わりがあるので、逆にアーヴァインに関係する人物とも考えられる訳ですよね。
そうして自分なりに辿り着いた結果、出来上がったのがこの話です。
きっかけを与えてくださった、そしてこの話を書くことを快諾して頂いた、みぐさん、ぼんずさん、緑さん、掲示板をご覧頂いた方々、本当にありがとうございました。お眼鏡に叶っているかどうかは、自信がありませんが……。(^-^;
掲示板のあの書き込みを見なければ、この話は出来上がりませんでした。自分と違った視点に出会えるのは本当に幸せなことです。

この話、回想シーンは、心の中で『Fragments of Memories』を流して頂ければ幸いです。そして、赤ん坊のアーヴァインを少しでも愛しいと思って頂ければ、本望です。
アービン父は例のヘンテコ戦闘服着用の部隊とは、別の部隊所属ということにしておいてください。アレは、流石にイヤンです。ゲームの約20年前の話なので、現在の戦闘服のデザインとは違うことを願って。(;´Д`)
(2008.12.04)

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